もり犬猫病院@院長日記

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zoom RSS お口のお手入れ(歯石、歯周炎)

<<   作成日時 : 2013/01/30 16:03   >>

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今回は頑張って長文を書きました^_^;
よろしかったら、読んでみてください。

最近、麻酔下の口腔内処置が増えてます。
歯石が激しくなったり、歯根が膿んで眼の下に膿が噴いたり、膿の鼻水が出たり・・・
犬猫は虫歯菌が少ないので虫歯(う蝕)になることは少ないのですが、
歯石が歯にべったり、その歯石が歯の根っこの周りに入り込んでその歯石と細菌が歯の周りの骨を溶かします。

眼の下の歯(第四前臼歯)がひどくなると、眼の下の皮膚が腫れて膿が出てきます。
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臼歯の歯石です。

犬歯の内側に歯石がついて骨が溶けると鼻炎になり、膿性鼻汁が出てきます。
犬歯と鼻の空隙(鼻腔)との間の骨の厚さは数mmしかなく、ひどくなると鼻のほうに穴が開いてしまいます。
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歯周プローブが犬歯の裏の深く入り込んでいます。
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抜歯したところ、鼻腔に貫通しています。(上の写真と違う子です)
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歯肉を切開し、穴をふさぎます。

歯石処置に麻酔が必要なのは、歯肉の中の(歯周ポケット)歯石をとったり、抜歯が必要になり、縫合などが必要になることがあるからです。

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歯石をとるときれいな歯が出てきます!

このようになる前に・・・

自宅での口のお手入れが必要になります。

麻酔下の歯石処置した後は・・・

自宅での口のお手入れが必要になります。

できれば、小さいうちから口を触らせる訓練をしておくことがよいと思います。
大人になっても、ゆっくり少しずつ口を触ってご褒美などで喜ばせて馴らしていきます。

口が触れるようになったら、ガーゼを水をいっぱい含ませて(乾燥したガーゼを口に入れると痛いです)
ゆっくり、歯茎と歯をマッサージしていきます。
歯についた歯垢を取り除いてあげましょう。
歯垢はそのままにしておくと、歯石になってしまいます。
歯石は麻酔をかけないととることはできません。
歯周ポケットに入っているため、歯のエナメル質を傷つけてしまうためです。
病院では、エナメル質を研磨して処置します。

最近は歯垢の取りやすいガーゼなどもあります。
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繊維が特殊になっているためです。

これができたら、歯垢を分解する酵素の入ったジェルを付けて磨きます。
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これには、デキストラナーゼ酵素が含まれています。
CETという酵素の入った歯磨きペーストもあります。

上級者になると(ちょっと難しいかも・・・)
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歯ブラシがあります。強くすると嫌がります。無理しないでゆっくり馴らしてください。

ガーゼだけでも出来ると、麻酔下での歯石処置をする回数を減らせると思います。

子供の歯磨きもとても嫌がります^_^;
犬や猫たちも、歯磨きは楽しくないはずです・・・
ゆっくり、優しく行ってあげてください。

詳しくは、スタッフにお尋ねください。





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